家庭的保育専門 はっちROOM

5月中旬以降、ちらほらと「参観日」のお話を耳にします。
新入生さんにとっても進級生さんにとっても、初めてのクラスで迎える参観日。
お子様自身は、ようやく楽しくなってきた新生活の場に
大好きな保護者様がいらっしゃるのですから、楽しさ倍増で当日を迎えることでしょう。

でも、参観日が心配で仕方ないとお話くださる方も中にはいらっしゃいました。



教育方針などによって各々、年に1度・年に2度
各学期ごと 等・・・参観日の回数は違います。

でも多くは、新クラスが始まって間もない時期に1度。

この時期は、クラスの事を把握し始め、お友達のお名前を口にする頃です。
新クラスが始まって間もなく1度目の参観日を行うのは
普段の様子を観ていただく」ことに狙いを定めていることが多く
「こんな園生活を送っているのか」「一日の流れはこうなのか」
「クラスにはこんなお友達がいるのか」「こんな先生なのか」
と、大まかに言えば園生活そのものを参観していただく日でもあります。

でも、保護者様の目線から捉えれば
「仲間と一緒にやっていけているのだろうか。」
「先生の話を聞けているのだろうか。」
「周囲とうまく関われているのだろうか。」
「どんな遊びをしているのだろうか。」
と、ご心配されている点を、実際に目で見て確かめられる日であり
ご確認頂いたことで、安心感を得ていただけたり
その後の課題も見えてくることでしょう。

参観日は、発表会や運動会のように
事前の練習を万全にして迎えるものではありませんから
お子様ご本人も不安でいっぱいです。
普段は大きな声でお返事をしているお子様がモジモジしてしまったり
呼びかけに積極的に発言しているお子様が静かだったり
製作物を慎重に仕上げるお子様が大胆なことをしたり
普段と違う環境に戸惑い、全く違う様子で過ごすこともまれにあります。

それらを踏まえて内容も選出していますので
「こんなに簡単なことをやっているの?」
なんて、ご期待に添えない場合もあるかもしれません。

そこで、2度目の参観日があるのです。
学期末または年度末の参観日は「成長した様子を観ていただく
ことに狙いを定めていることが多く
内容もちょっぴり背伸びをしている場合があります。

でも1度目の参観日を思い起こすと、全ての事が感動的で
成長した様子を感じていただけるかと思います。
きっと、大きなお返事を聞けたり
発言したり、話を聞いて的確に動いたり
そんな姿を確認できるのではないでしょうか?



初めての参観日、普段の生活を観にいくつもりでご参加ください。
お友達と比較して、心配になっていただく為の行事ではありません。
 

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東日本大震災以降、入園・入学直後にまず
避難訓練や避難経路の確認を行う園・学校が増えたようです。

特にこの大型連休の前後に行うといったお話を耳にします。

ここ東京も、いつ地震が起きてもおかしくない
と連日ニュースで報道されておりますが
ではいったいどんな避難訓練を行っているのでしょうか?



何はともあれ、防災頭巾の被り方を覚えます。

クッション兼用で座席に備え付けてあることが多いようですが、机の下へ潜り込む前に被るべきか
机の下で被るべきか、揺れがおさまってから被るのか、現場では先生方が真剣に話し合い
最善であろうと出した結果をお子様に指導しているかと思います。

そのタイミングでの被り方を練習します。防災頭巾の被り方は、クラスごとの朝会で毎朝行う園もある程です。



避難経路の確認は、野外までのルートを歩き、危険箇所や起こりうる状況を考えながらお話をします。
非常口・非常階段・避難滑り台、実際に起こった時のみ使用する箇所もあるので、それらを確認してもらいます。


避難訓練は、実際に非常ベルを鳴らし、災害が起きた想定で野外へ避難します。
地震の想定であれば机の下へ潜り、揺れがおさまるのを待ちます。
防災頭巾をかぶり、非常階段・避難滑り台を降りたり非常口から逃げます。
野外の安全な場所へ上履きのまま避難し、点呼確認をします。
火災が起きた想定の場合は、野外で消火器を実際に使用し、どういった状況になるのか確認します。


長年勤務していた園での一例ですし、今昔変わらない内容かもしれませんが
真剣に取り組み、万一に備える姿勢はこれまで以上かもしれません。



実際、東日本大震災を東京の園で体験しました。

その日は保育時間が終わり、受け持ちのクラス自体は全員帰宅した後でしたが
放課後に行われる任意の課外教室が終了し保護者様へのお引渡し直後でした。

幸い、園庭でのお引渡しだったので、建物内にはお子様はおらず
また保護者様の側での出来事でした。

それでも、あれだけの揺れの中ですから、建物は音をたてていましたし
駐車している車の防犯ブザーは一斉に鳴り、電線が上下していました。


避難訓練で練習した最終避難場所の野外にいるはずなのに揺れはすさまじく
保護者様の側にいてもお子様の泣き声は聞こえていました。


その時、大人がまず騒がず、冷静に判断することが重要だと再確認しました。
大人の不安を敏感に受け取るお子様方に、輪をかけて騒いではますます不安を煽るだけです。
冷静にその場へしゃがみ、「大丈夫よ」と声をかけていた方もいらっしゃいました。
いつでも逃げられる様お子様を抱きかかえ、すぐに立ち上がれる体制で座る方もいらっしゃいました。
とにかく保護者の皆様はお子様へ不安が伝わらない様、励ましておられました。


当然のことながら、避難訓練をしていても
実際にはそれ以上の不安や緊張がついてきました。
お子様と関わる立場にあり大人である以上
避難経路の訓練だけでなく平常心を保てるメンタルの訓練も必要だと改めて感じ
現場での取り組みも変化していきました。

お子様の避難訓練が行われた際には
是非ご家庭でもその日の訓練を再確認してみてください。




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